街の片隅で paris
2018.07.06 Friday
JUGEMテーマ:日記・一般
海へ下ろうとしていた。「流れに乗って行けば海へ辿り着けると信じていた時代」。
街へ戻ろうとしていた。「何時かきっと、もう一度戻って来ると信じていた時代」。
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日本を出国して気が付けば 40年余りを海外で過ごしていた。
海外の風に晒され、漂う様に流されてパリへ辿り着いた。
当時の自分より少し若いが、同じ境遇の少年と知り合い、友情を交わしている。
釣人は少し遠くに自分自身を見出すものだろう。
少年はそんな釣人に家族を感じ取ったのかもしれない。
言葉がまだファッションとして使われる以前、生き方だけが信じる意味を持っていた。
情報に頼るより、直感や予感だけを信じて進んだ時代があった。
少年は何時の頃からか? 釣人の昔話に、今に無い何かを感じ取っていた。